はじめに

こんにちは。ミニマリストを目指すアラフォー女性、ぷにこです。
ミニマリズムに目覚めてから、私はずっと「持たない生活」に憧れてきました。
特に、寝具については究極のシンプルを追求し、長い間、布団生活を送っていました。
しかし、先日、ついに ベッドを購入 するという決断をしました。
今回は、その理由と心境の変化、そして実際にベッドを使ってみて感じたことをシェアしたいと思います。
ミニマリストとは?

ミニマリストと聞くと一般的に以下の9つのようなことを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
本当に必要なものだけを持つ
- 物の量を減らし、必要最小限のものだけを所有する。
- 「ときめくか」「本当に使うか」で取捨選択する。
物より体験を重視する
- 物を所有することよりも、体験や思い出に価値を置く。
- 旅行や人との交流、趣味などに投資する。
質の高いものを長く使う
- 安価な大量消費品ではなく、品質が高く長持ちするものを選ぶ。
- 「少ないけれど良いもの」を大切にする。
見栄や他人の評価にとらわれない
- 他人にどう見られるかより、自分にとって心地よい生活を優先する。
- 流行に左右されず、自分らしいスタイルを貫く。
シンプルな生活を楽しむ
- 無駄を省き、シンプルで快適な空間を作る。
- 部屋をすっきりさせることで、心もスッキリする。
時間を大切にする
- 物を減らすことで、整理整頓や掃除にかかる時間を節約。
- 本当にやりたいことに時間を使う。
情報のミニマリズム
- デジタルデトックスやSNS断捨離など、情報の過多を避ける。
- 必要な情報だけを選び、頭の中もシンプルに保つ。
精神的な豊かさを追求する
- 物質的な豊かさより、心の充実や内面的な満足感を大切にする。
- 瞑想やセルフケアを取り入れ、心の平穏を保つ。
環境や社会への配慮
- 無駄な消費を減らし、エコでサステナブルな生活を心がける。
- 環境にやさしい製品を選び、地球に優しい暮らしを実践する。
特に多いのが、必要最低限なものに絞って、お部屋をすっきりシンプルに見せるという考えの方が多いように見受けられます。
布団生活だった理由

もともと、私は布団生活。
ミニマリストの基本は、「本当に必要なものだけを持つこと」。
部屋を広く使える布団は、まさにその理想を叶えてくれるアイテムでした。
- スペースの有効活用:布団は使わないときに畳んでしまえるため、部屋が広く使える。
- 掃除のしやすさ:ベッド下のホコリを気にしなくて済む。
- 気分転換が簡単:場所を変えたり、敷布団のレイアウトを変えるだけで、部屋の雰囲気を手軽に変えられる。
- 空間が広く見える:低い位置に家具があるとお部屋が広くみえ、圧迫感がなくスッキリとした印象を与えてくれます。
これらの理由から、布団生活はミニマリズムを追求する私にとって、まさに理想のスタイルでした。
ベッドを購入した理由

それでも、なぜベッドを買うことにしたのか。
その理由は、年齢による体の変化 。
アラフォーになると、体のあちこちに変化が出てきます。
特に感じていたのは、朝起きたときの腰痛。
布団の薄さや硬さが、体に合わなくなってきたのです。
また、毎朝の布団の上げ下ろしが次第に負担に感じられ、湿気防止用のすのこを敷いて布団を敷きっぱなしにするようになりました。
以前は「運動になるからいい」と思っていたのですが、忙しい日々の中では手間に感じることも…。
そしてなんといっても、引っ越した環境の変化からなのか、今までなかったハウスダストなどのアレルギーがいきなりで始めたのです。
掃除機は毎日かけるよう努力はしますが、仕事だと朝は早く夜は遅いので隣人トラブルを避けるよう、掃除機をかけることができない日もあります。
そんな時、ベッドの高さがあるとアレルギーがやや和らぐ、といった記事を見つけたのです。
体力やライフスタイルが変われば、ミニマリズムのスタイルも変わって良いはず。
そう思ったとき、「今の自分に合った選択をしよう」 という考えに至りました。
ベッドを選ぶポイント

とはいえ、ミニマリストとしては「無駄なものは増やしたくない」という気持ちは強いまま。
そこで、ベッド選びにはいくつかの基準を設けました。
選ぶときの基準
- シンプルなデザイン:部屋の雰囲気を壊さない、無駄のないデザイン。
- 収納機能がないこと:収納があると、つい物を増やしてしまうのであえて選ばない。
- 高さが低いこと:部屋を広く見せるために、できるだけ低いベッドを選択。
この基準に合ったベッドを探し続け、最終的にシンプルで機能的なベッドに決めました。
実際に使ってみた感想

ベッドが届いた日、組み立てて設置してみると、部屋の雰囲気がガラッと変わりました。
これまでの布団生活とは違う、少し「大人な空間」が広がったのです。
ベッドを買って良かった点
- 快適な睡眠:腰痛が軽減され、朝の目覚めがスッキリ。
- 生活リズムの改善:ベッドに入ることで、寝る・起きるのメリハリがついた。
- 掃除が楽に:意外にも、ベッド下がオープンになったことで掃除機をかけやすくなった。
- 体の変化:アレルギー反応が出なくなった。
気になった点
- 部屋が少し狭く感じる:布団を畳めるスペースの自由さがなくなった。
- 心理的な変化:物が増えたという罪悪感が少しある(これは徐々に慣れてきました)。
ミニマリストの選択に正解はない

ベッドを購入して感じたことは、「ミニマリズムに正解はない」 ということです。
生活スタイルや体調、好みは変わっていくもの。
その変化に応じて、持ち物や生活のスタイルを柔軟に変えていくことが、本当の意味でのミニマリズムだと感じました。
「持たないこと」だけにこだわるのではなく、「自分が快適でいられる選択をする」 ことが大切。
そう思えたことで、ベッド購入への罪悪感は消え、今では心地よく毎日を過ごせています。
まとめ

アラフォーになり、体の変化を感じ始めたからこその「ベッド購入」という選択。
これも、ミニマリストとしての柔軟な生き方の一部だと思っています。
もし、同じように「ミニマリストだけどベッドを買うべきか悩んでいる」という方がいたら、ぜひ一度立ち止まって考えてみてください。
「今の自分に本当に必要なものは何か?」 という問いかけをすることで、後悔のない選択ができるはずです。
これからも、アラフォー女性のミニマリスト目指し中としての試行錯誤をシェアしていきますので、ぜひまた読みに来てくださいね!
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